2009年04月02日
失業率4.4%
「2009年3月の失業率4.4%、前月比0.3ポイントアップ」と新幹線車内の電光表示板にニュースが流れた。
「・・・あの気前のよかったおやじは、どうしているだろうか。造船不況で大幅な合理化が進んでいると聞く。今年に入って一月の完全失業率が初めて3%台を記録、失業者百八十万人ということだが。何も出来ないので、あの街の風景にでもなりたいと言ったら笑ってもらえるだろうか」 これは僕がある機関誌を編集していた頃(もう20年前になる)、その余白に書いた文章(尾道にて)の終わりの部分だ。
2つを対比したとき、失業率は1%以上今年の方が悪いが、楽観的に見れば景気には波がある。しかし、もっと悪いのは、今年は雇い主側の都合で職を失った人が過去最大になったということである。正規社員のリストラも1万人を越えた。
すべてをグローバル化した資本主義のせいにする気はないが、あきらかにその責任の一端はグローバル経済(新自由主義)を推し進めた者にある。
->ある機関誌の余白
「・・・あの気前のよかったおやじは、どうしているだろうか。造船不況で大幅な合理化が進んでいると聞く。今年に入って一月の完全失業率が初めて3%台を記録、失業者百八十万人ということだが。何も出来ないので、あの街の風景にでもなりたいと言ったら笑ってもらえるだろうか」 これは僕がある機関誌を編集していた頃(もう20年前になる)、その余白に書いた文章(尾道にて)の終わりの部分だ。
2つを対比したとき、失業率は1%以上今年の方が悪いが、楽観的に見れば景気には波がある。しかし、もっと悪いのは、今年は雇い主側の都合で職を失った人が過去最大になったということである。正規社員のリストラも1万人を越えた。
すべてをグローバル化した資本主義のせいにする気はないが、あきらかにその責任の一端はグローバル経済(新自由主義)を推し進めた者にある。
->ある機関誌の余白
Posted by koyuki at 07:20│Comments(0)
│余白
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