2004年09月26日
炭団坂あたり

本郷は坂の多い町だ。その頂点が東大の赤門辺りらしい。本郷通りを歩いている間はそうも思わなかったのだが、少し外れると坂が多いことに気づかされた。その坂には、一つ一つ名前がある。ここ真砂町(崖の上)から菊坂町(谷)へ下る坂を炭団坂という。昔、この上に松山の常磐会寄宿舎がり、正岡子規も給費生としてここに居た時期があった。子規の友人であった漱石も訪ねている。偶然だが、この崖下には樋口一葉も同じ頃、住んでいた。
Posted by koyuki at 16:12│Comments(0)
│本郷散策
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