2004年09月19日
子規庵を訪ねて

鶯谷で降りて、子規庵を訪ねた。わかってみれば何でもないのだが、地図を持たずにはじめての土地を歩くのは憂きことである。ちょうど「子規と旅と地図」と題して特別展が催されていた。病床六尺の間に誰もいなければ寝ころんでみたかったが許されなかった。人がいなければ縁側に腰掛けて、しばし小園を眺めてもいたかった。萩の花が咲いていた。帰り道に詠んだ句である。「 ホトトギス、もう泣かぬのか ふじの山 」 一笑に伏されたし。
Posted by koyuki at 20:35│Comments(0)
│本郷散策
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。