東寺通を歩く

koyuki

2009年08月16日 07:20

 東は鴨川西畔から、途中東寺の境内を抜けて、西は御前通までの2.6Kmの通りだ。八条通と九条通の間を通っている。
 写真は、稲荷大社の御旅所の大鳥居だ。祭りの時は、出店が並んでにぎやかだが、普段は静かな境内である。幼い頃、油小路七条下ルに住んでいた祖母に連れてきてもらった覚えがある。この境内と油小路通を隔てた東側に、この秋(2009年)にショッピングモールがOpenするらしい。ここも不景気の大きな波をかぶって、一時Openが危ぶまれた。Openすれば、この通りもにぎやかになるだろうか。

  ->京都の通り
 この通りの顔は東寺だ。(写真2枚目) 東から歩くと通りは一端東寺の境内で途切れて(境内を歩くと西にも小さな門がある)、再び東寺の西側を通る壬生川通から西へ延びている。
 平安京の入り口には羅城門があり、その両脇には東寺と西寺が建っていた。南から来た人々は、二か寺の塔を眺めながら都へ入ったと想像される。しかし、今も東寺はあるが、西寺はない。西寺は早くから火災などで廃れていった。今は東寺通の終わり付近に西寺児童公園があり、この辺りが西寺跡として石碑が建てられている。
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