キャンベルタウン・ロッホにて
近くにある「さか田」で讃岐うどんを食べた後、ここキャンベルタウン・ロッホへシングルモルトを飲みにやって来た。そう、好きなうどん店とモルト・バーが近くに在るというのはいいことです。 これは、お茶の水の
ブラッセルズと
丸香が並んでいるのと同じくらいベストマッチ?です。
実は、ここへは2回目のチャレンジで入店できました。1回目のときはマスター曰くはたままた満員で入ることができず (平日の20時前だったのにもかかわらず)、京都へ帰る日の19時半くらに来て、なんとか入ることができました。この日もさか田でうどんを食べた後に来たのですが。
1杯目に注文したのは、ポートエレンの26年もの。(写真) ボトリングされたのは今年なので、まだまだ樽は存在するようだ。というのは、ここポートエレン蒸留所は、1983年に既に閉鎖されていて、もう造られてはいないからだ。ただ、製麦工場は今でも稼働していて、ここで作られた麦芽は他のアイラ島のほとんどの蒸留所に供給されている。
この日は、ポートエレンを飲むと決めてきたので、2杯目もポートエレンの1980年物を飲んでみた。これはアルコール度数63.9%あるとボトルには書かれていた。(写真2枚目) 余り飲むと京都へ帰れなくなるので、その日は3本で引き上げることにした。最後に飲んだのは1976年のビンテージものだったが、これが一番美味しかった(1杯3,000円したが、瓶で買ったらいくらするのだろう)。マスターに聞くと田中屋なら、まだ置いているというので、今度立ち寄って調べてみようと思う。(買えないと思うが)
この日は、横に座っていた茨城の住人さんと話がはずんだ。というのも彼の生まれは滋賀県の大津市(坂本)だという。私は、その近くの滋賀里に学生の頃まで住んでいた。今も実家がある。私の実家は市営住宅だったが、彼の実家は旧家の伝統的な建築家屋らしく、今では市が買い上げて一般公開されているのだという。穴太の石積みで囲まれているらしい。
彼は2度程、ここのマスターといっしょにアイラ島へも行ったことがあると言っていた。ピートに覆われたなにもないと言うことが、清々しいほど気持ちがいいところだったと言っていた。私も一度は行ってみたいと思っているのだが。
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