タリスカー10年
タリスカーは知らなくてもジョニーウォーカーは知っているだろう。その重要な原酒の一つが、タリスカーだ。タリスカー蒸留所はスコットランドのヘブリディーズ諸島最大の島、スカイ島にある唯一の蒸留所だ。
スカイ島とは、ノース語で「傾いた斜面の大岩」を意味するそうだ。写真でしか見たことはないが、険しい山峡と複雑な海岸線がもたらす神秘的なイメージの島だ。今でも島民の半数がゲイル語を話すという。
そんな島で造られるシングルモルトの方も個性的で、ピィーティーでスパイシーな香りとスパイシーかつスイートな味わい。余談になるが「宝島」や「ジキル博士とハイド氏」などの作品で知られる小説家ロバート・ルイス・スティーブンソンはタリスカーを好んで飲んでいたらしい。
あては、熊本の八代で買ってきた塩トマトだ。土壌塩分濃度が高い干拓地などで栽培されたトマトだという。糖度が8度以上あり、フルーツトマトの元祖だ。歯ごたえもあり、ちょっと普通のトマトとは違うが、美味しい。
関連記事